酸素ボンベ
- 健康づくり
- 2019年04月18日
難病指定の「慢性血栓塞栓性肺高血圧症」になられ、5年前に手術された会員様がおられます。その方が今日、「酸素摂取量の数値が良くなった!!」と目に涙を浮かべて、病院からかけつけてくださいました!がっちり握手。
5年前。術後、余命3年から5年と宣告され、一生酸素ボンベをつける生活だといわれた会員様は、無理を承知で「酸素ボンベつけながらジムで自転車こがしてくれない?」と。前例がなく、周りの会員様から「危険だ!」などとお叱りを受けるかも?色々と悩みましたが、お叱りが受けたらまたその時方法を考えましょう!ということで許可をさせていただきました。
会員様の反応はまったく逆のものでした。
「酸素吸入をしながら運動をされる姿に勇気がもらえる」「私の母も酸素ボンベをつけててなかなか家からでなくなって。そのまま亡くなった。前向きな姿勢にこちらまで元気になります」などなど。気づけば皆さんが勇気や希望、元気をもらっておられました。
ピノスは2階にフロントと更衣室があり、2階までエレベーターがあります。でも、酸素ボンベを担いであえて階段で来られます。会員の皆様もあえて手伝わず、目でサポートされています。今まで1度もお叱りを受けたことはありません。それどころか、「プールで歩いて、そのあと露天ジャグジーに入りたい・・・あかん?」ともっと運動がしたいという気持ちになられ、「さすがにプールサイドは・・でも、会員様からお叱りを受けたら、またその時は話し合いましょう」と許可をさせていただきました。もちろんプールに入るときは酸素ボンベを外しておられます。(医師に確認され、許可されている範囲で)
今まで、1度もお叱りを受けたことはありません。
そんなこんなで・・・5年。
数値の改善に繋がりました。
吉原様の前向きな姿勢と行動。それを前向きにとらえていただける周りの会員様。ほんとうにありがとうございます。これからも、健康づくりのサポートをスタッフと一緒に取り組んで参ります!何かお困り事がございましたら、お気軽にご相談ください。
吉原様の2年前のインタビュー記事は
コチラをクリック
フィットネスクラブピノス洛西口 店長 前田